タカラトミーの業績下降修正から見るメーカーの厳しさ


タカラトミー

おはようございます。府中野です。
今回はタカラトミー様の業績下降修正の記事から見るメーカーの難しさを分析致しました。

http://www.takaratomy.co.jp/release/pdf/i120919_3.pdf

上記URLが修正に関するお知らせです。

さて、今回上記発表を表にまとめてみましたので下記表を御覧ください。

2013年3月期第2四半期(累計)連結業績予想:タカラトミー

売上高 営業損益 純損益
前回予想 870億円 30億円 12億円
今回予想 810億円 6億5000万円 △9億円
前年同期 892億9400万円 50億6000万円 23億2700万円

はい。結果から言うと赤字予測です。
この結果に対して、タカラトミー側からの見解が述べられております。
内容を簡単にまとめました。

1.夏休み商戦が盛り上がらず、トレーディングカード市場が縮小
2.前年まで好調だった、トランスフォーマーやベイブレードブーム の収束

3.海外事業での不適切な管理体制
4.経済状況の悪化により欧州地域の苦戦

 

■大企業の宿命
・ 大企業として利益を出し続けるために、
莫大な出費をかかえてままで、新商品の開発、既存販売ジャンルの拡大を
 していかなければすぐに赤字化してしまします。
固定費が多いのは大企業の宿命といえるでしょう。

■損益分岐点が高い
・宿命でも述べましたが、大人数の社員を抱えており
損益分岐点を超えるのが難しくなっております
もっとも、数年続くHIT商品があればある程度超えることは予測できますが、
市場の変化(好調だったブームの収束・欧州の財政危機)などにより
いとも簡単に赤字化してしまいました。

■メーカーという業態
・メーカーは物を企画し、作成し市場に対して売ることで利益を得ます。
めちゃくちゃ売れる企画(商品)を連続で同じ会社が何個も考えつくでしょうか。
もちろん、APPLEなどの企業があるとおっしゃるかたもいるかとおもいますが、
あそこは世界的に優秀な人間を囲っております。それに比べて日本のメーカーはというと、、
そういった人材の問題もあり、 正直厳しいのではと思います。

■メーカーに光明はあるのか
・上記までのロジックであればメーカーは圧倒的な商品力がなければ赤字化になってしまう
ということになります。現に、世界のゲームメーカー任天堂でさえ赤字化になっております。
そのなかで、どの会社経営も同じですが、
1.損益分岐点を下げる
 2.利益率の高い商品の開発にシフト
を見直す必要があるのではないでしょうか。正社員のリストラなどがありますが、
まずは会社を潰れない状態にする。
そのうえで、集中と選択をする。必要があるのではないでしょうか。

■まとめ
・今回のトミーの発表をみて、会社を運用する上で損益分岐点をいかに0に近づけるかが
 重要だと感じました。 会社運用でなくても自分のキャッシュフローでもそうです。
まずは出るコストを徹底して下げることで
 利益が出やすい体質を作るべきではないでしょうか。 

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