円相場が変化の局面を迎えている。
実に4年ぶり2009年以来の1ドル=100円に差し迫ろうとしているからである。4ヶ月前までは80円台後半だったが、3〜4月にかけて、90円台後半までの円安となっている。
円安となっている要因としてはアベノミクスが打ち出した、次元の違う金融緩和のインパクトが大きいが、それ以外にも他国から円安が許容されている事が大きい。
12日には米財務省から日本政府へ金融政策が円安を目的とするものとなっていないかという指摘があったが、そのインパクトは弱いようだ。
週明けの円相場はさらなる円安基調となり、100円台を更新する可能性がある。